『怒られ慣れるというのは大間違い』 - 感情の羅針盤

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『怒られ慣れるというのは大間違い』

よく会社なんかで「最近の若者は叱るとすぐ会社を辞める」とか、とにかく若い人間は怒られることに対する耐性が無いという話をよく聞きます。
そしてその原因として、「最近の若い人は怒られる経験が少ないからだ」という声を聞きます。
実はこれ、本当でもあり嘘でもあるんです。
怒られることにより精神的に鍛えられていく人もいれば、逆にダメになっていく人もいるのです。


「怒られることを恐れる人は、怒られ慣れてないからだ」なんて言う人がよくいます。
子供の頃に怒られるという経験をしてきてないから、大人になり社会に出てから上司や先輩に怒られると、どうしていいか分からず戸惑ってしまったり逃げ出したりしてしまうんだと。

これは大間違いです。
全くの嘘です。
怒られることに耐えられないのは、自己肯定感が低いからなのです。
怒られ慣れるとか、全然関係ありません。

自己肯定とは、自分のことを自分で肯定してあげること。
自分で自分を認めてあげることです。
分かりやすく言えば、ありのままの自分をそのまま受け入れてあげることです。

この自己肯定感は、子供の頃に親や周囲の人間から
「自分をちゃんと受け入れてもらえた」
「自分のことを認めてもらえた」
といった経験を重ねることにより、その土台が作られていきます。
自分が受け入れられ、認められることにより、
「自分はここにいてもいいんだ」
「自分はみんなから愛されているんだ」
といった自分を肯定する思いが高まっていき、それはやがて自分を信じる気持ち、「自信の心」を作り上げていきます。

自己肯定感が高いと、怒られようが、例え自分のことを悪く言われようと、「俺(私)ダメな人間だ」なんて自分を否定することはありません。
むしろ怒られるという経験から様々なことを学び、どんどん成長していきます。

しかし自己肯定感が低いと、最初から自分を否定する考えを持っているので怒られることによって、「あぁ、やっぱり俺(私)ってダメな人間なんだ」と自己否定感をさらに強めていってしまうのです。
例えそれが怒るという行為でなくアドバイスや助言であっても、「俺(私)がダメな人間だからこんなこと言われるんだ」と悪い方へと取ってしまいます。
どんなことを言われても、全て自分を否定する材料に変えてしまうのです。
だから自己肯定感が低い人間が怒られると、怒られることに慣れるどころか、ますますダメになっていってしまうのです。

実は僕自身、以前は自己否定の塊のような人間でした。
人から何を言われても、全て自分を否定する言葉として捉え、いつも「俺なんて人間はいない方がいいんじゃないか」とばかり考えていました。
そんな僕が自分自身の自己否定の強さに気付いたのは、30歳を越えてからです。
そしてそれからは、人間関係を変え人生を変えていくために、必死に自分の心と向き合いました。

これまで自分にダメ出しばかりし続けていたのをやめ、自分の望むように振る舞ってこれなかった今までの自分を全て許し、そしてこれからの人生で何があっても自分を見捨てたりしない、人生の壁や障害に対し自分自身と共に闘っていくことを自分に誓いました。

するとそれからというもの、何かあるとすぐに乱れていた僕の感情が次第に安定し始め、気付けば上司や目上の人間から怒られても恐怖を感じなくなっていた、つまり自分と信頼関係を築き自己肯定感を高めることにより、恐怖の感情をコントロールできるようになっていたのです。


大切なのは、怒られることに慣れよう、慣れさせようとするのではなく、自己肯定感を高めていくこと。
怒られることによって「相手から否定された」と感じることもあると思います。
でも実は否定しているのは相手ではありません。
相手の発した言葉を自分で勝手に「俺(私)は否定された」と自分で思い込んでいるだけなのです。
相手に否定されたのではなく、自分で自分を否定しているだけなのです。
だから人から何を言われようが、「俺(私)はダメだ」なんて自分を否定する必要も無いし、相手を恐れる必要も全く無いのです。

自分のことを信じてあげるのです。
自分を信じ自己肯定感を高めていくのです。
自己肯定感が高まれば、誰から何を言われようと、何とも思わなくなります。
怒られることによりたくさんの気付きも得られるようになる、怒られることがどんどんプラスになっていくのです。
(自己肯定に関する参照記事はこちら⇒『魅力的な人間になるために必要なこととは』
またはこちら⇒『自分の感情をコントロールするには、まず自分自身との信頼関係を』


次の記事↓↓
 『怒る人ほど自分の事が嫌い』

【"怒る人"の対処法】の目次はこちら

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この記事へのコメント
その考え方もわかりますが怒られ慣れを全否定できる理由はなんですか?
Posted by 通りすがり at 2015年11月17日 13:46
通りすがりさんへ

通りすがりにコメントまで下さってありがとうございます。



記事内でも書いてある通り、僕は「怒られ慣れる」ことを否定しているわけではないですよ。
人は叱られることによって大きく成長することもあります。

ただ自己否定の心が強いと、怒られたことに対して「自分が否定された、自分はダメな人間なんだ」と受け止め、むしろマイナスに働いてしまう恐れがあるんです。

怒られた事をプラスに変えていくためには「自己肯定の心」が無ければならないんです。
「自分のことを思って叱ってくれた、叱られたことによって勉強になった、叱られることによって自分はもっと成長できる」と受け止めるには、自己肯定の心が必要なんです。


僕の言葉が足りず、上手く伝えることが出来なくて大変申し訳ないです。

これからも勉強してまいりますので、また訪問してくださると嬉しいです。
Posted by 通りすがりさんへ(仁より) at 2015年11月18日 11:07
わざわざ返信を下さってありがとうございます

また読みに来ます
Posted by 通りをすがり at 2015年11月19日 21:39
これかわもよろしくお願いします。


こちらのブログでは今はもう更新してないので、良かったら新しいブログにも来ていただけると嬉しいです(笑)


【学校では教えてくれない人間関係の秘密】
 http://jin-k.link/
Posted by 通りをすがりさんへ(仁より) at 2015年11月20日 07:42

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